毛髪の不思議 6

Francium

2009年06月24日 17:28

こんにちは。京極です。

今回は、美しい髪の毛=正しい食生活(環境)の話です。



偏った食事は髪に悪影響

髪の状態を見ると、体のコンディションがわかると言います。それだけ毛髪には、体の調子が大きく影響していきます。栄養状態にはとても敏感なのです。
 たとえば、偏食による栄養の偏り、極端なダイエットによる栄養不足、ストレスによる血流の乱れなどがあると、毛髪は影響を受けます。
 毛髪は、いわば死んだ細胞の集まりなので、これらの生理的要因が直接ダメージとなることはありませんが、これから生えてくる毛髪は血液から栄養をもらい、頭皮というベットの中で成長します。ですから栄養不足になると、毛髪をつくる材料が不足することになり、その結果「ダメージを受けやすい毛髪」になっていきます。ツヤがなくなり太さも細くなり、コシや弾力が失われるという現象も現れ、最後には脱毛へと進んでしまいます。
 特に、毛髪をつくるたんぱく質が不足すると、休止期の毛の割合が多くなって、大量に抜けてしまうこともあります。その後に生えてくる毛髪もやせ細ったものになります。

では、ダメージを受けにくい、強い毛髪を育むにはどうすればいいでしょう。
 食物を消費する際につくられるアミノ酸が毛髪の主な原料であるため、バランスの取れた食事が不可欠です。健康で美しい髪は、タンパク質(肉、魚、大豆など)、ミネラル(海藻類など)、ビタミン(B群、A、E)を日頃からバランスよくとることが大事です。


 体の健康と同じように、バランスの取れた食事を心がけ、不要なストレスを減らし、さらに頭皮の健康を維持するのが、毛髪の理想的な環境といえるでしょう。
 

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